シンプルプレゼン
前回の記事で触れたPowerPointのレイアウトを「白紙」にするのは、プレゼン自体をシンプルで分かりやすいものにするためのものです。シンプルなプレゼンの発想というのは、ガー・レイノルズ氏から学びました。
生徒たちのプレゼンを見ていて、どこか煮え切らないものがありました。良いプレゼンとは何かを追求した先に、ガー先生に辿り着きました。
そして同時に、学校というのはプレゼンの指導をしないどころか、悪いプレゼンの典型を良しとしてしまうこともあることに気づきました。多くの生徒たちは中学校までにプレゼンを経験していて、PowerPointの使い方も知っている者も多いです。しかし、効果的なプレゼンの指導を受けているわけではありません。考えてみれば当然です。中学校にプレゼンを教える教科もなければ、プレゼンを指導できる先生が当たり前にいるとは限りません。
プレゼントは何かを考えたときに、答えはシンプルで、「自分の考えを相手に伝えて、聞き手に行動してもらうこと」なのです。ですから、まずは相手に伝わらないことには話にならないわけです。
しかし、シンプルというのは単に内容を少なくするだけではありません。シンプルであっても、内容がなければ意味がありません。シンプルを求めるためにも、内容を深く多く求める必要があり、言うほど楽ではないのに注意が必要ですね。
この辺の話は、最近見つけたこの動画でわかりやすく説明しています。プレゼンに興味がある方は一見の価値アリです。
プレゼンスライド はシンプルにすることが最強!シンプルにするための方法を紹介します / プレゼンテーション資料