とある情報教師の独り言 #2

高等学校の教科『情報』の光と影

スマホと学力

こんばんは。

 

最近の授業ではプレゼンテーション実習を行っています。

そのプレゼンテーマの1つに

 

スマホと学力」

 

というものを設定しました。

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学力の低下とスマートフォンに因果関係があるのかという話なんですが、大人や教師が子どもに言うのは簡単ですが、ここはあえて生徒に問いかけてみました。

 

これについて肯定するか否定するかは自由です。

どのような話を展開するか非常に楽しみではあります。

 

さて、このテーマについて私自身の考えですが

 

スマホの影響は大きい」

 

と思っています。

 

スマホといっても様々な機能があり、中には勉強に役立つもののあるので、一概にスマホの使用の邪魔になるとはいえません。

 

私が懸念しているのは

 

SNSの使用」

 

です。

 

SNSの使用と学力に何の関係があるのか?

 

人は孤独な時間に色々と考えることができます。

考えるということは頭を使うということです。

孤独な時間は考える力や創造力を育みます。

 

しかし、SNSの存在が人を孤独にする時間を奪います。

下校時のバスや電車の中、帰宅し寝るまでの時間。

1人だから本でも読んでみたり、勉強をしたりする気にもなる。

 

スマホの使用によって勉強時間が減ったことが学力低下になったのではなく、SNSが孤独になれる時間を奪ったことが影響してるのではないかと、私は考えます。

 

孤独というと寂しい気もしますが、子ども成長には孤独な時間というのも必要なのだと思います。