GIGAスクール端末
こんばんは。
GIGAスクール構想という、小中学校の児童生徒に1人1台のコンピュータ端末を与えるという施策が進められています。
問題はどういった端末にするか?
候補としては、iPadなどのタブレットPC、ChromebookなどのノートPCが挙げられているそうです。
私個人としては、自分が使っているからというわけではありませんが、Chromebookが良いと思っています。タブレット、特にiPadは使いやすく、持ち運びも楽です。しかし、タブレットはスマートフォンと同じで、ただコンテンツを消費することが多く、コンテンツを生み出すことには向いていません。例えば、文書作成やプレゼンテーション資料作成、動画作成などを考えたときに、ノートPCの方が向いています。
もちろん、スマホやタブレットでも同様のことはできます。しかし、将来的にPCを使った作業を行う可能性が高いと考えると、マウスやキーボードに早いうちから慣れておいたほうが良いです。
とはいえ、ノートPCだと逆に使いこなせないのではないか、スマホと同じように扱えるタブレットの方が、先生や子どもたちも慣れやすいのでは、という考えもわかります。実際、PCを用いた授業をするときに、まず壁になるのが操作方法になるからです。
そこで、Chromebookです。Chromebookは、ノートPCではありますが、タブレットのような使い方もできます。
このようにAndroidアプリを利用することも可能です。Chromebookの端末の仕様にもよりますが、ディスプレイがタッチパネルになっているものもあり、Androidタブレットのように扱うこともできます。
汎用性や価格のことも考えると、Chromebookが妥当なのかと思います。もちろん、先生方は指導するのは大変かもしれませんが、最初が大変なのは当たり前です。それを嫌って使い始めて来なかった結果、日本の子どものICT活用能力は先進国では最低レベル、下手すれば途上国にも劣ってしまっているのです。
先生方の負担を軽減するために、ICT支援員の拡充や、余裕をもって研修が行えるように、教員数の増加が求められるところですね。